もうリリースから1カ月ほど経つが、ここ最近、藤井風の新しいアルバム「LOVE ALL SERVE ALL」を聴いている。結論から言うとめちゃくちゃ良い。
サカナクションの新しいアルバム「アダプト」もとても良かったが、今のところ私の中ではこの「LOVE ALL SERVE ALL」が今年一番のアルバムだ。
藤井風についてはネット上でも色々紹介されているのでここでは特に詳しく書かないが、というか、そこまで詳しくないので書かないが、彼を知ったのは私の姉が「風くんええわ~」と言っていたのがきっかけだった。最初はそれほど興味を持っていたわけではなかったのだが、1回聴いてみたら良かったのでそこから結構聴くようになった。
この「きらり」はCMでもおなじみなのでご存知の方も多いはず。
姉とも話していたのだが、岡山県寄りの元兵庫県民からすると「あの岡山にこんな逸材が…!」という感じである(岡山をディスっているわけではない)。岡山ってB’zの稲葉さんとか甲本ヒロトとかちょいちょい逸材が飛び出てくるイメージで侮れない。岡山が身近な者からすると岡山という土地と飛び出てくる逸材のイメージが結びつかなさすぎるのだ。千鳥とか桜井日奈子ちゃんはなんとなく「あー岡山っぽい」って感じがするけど(めちゃくちゃ個人の感想です)。
ここ数年邦楽の男性ソロアーティストでよく聴いていたアルバムといえば星野源と折坂悠太のやつ(説明が適当すぎ)くらいだったが、星野源に足りない歌唱力(ディスってるわけではない)と、折坂悠太に足りすぎてるクセ(ディスってるわけではない)、が藤井風で中和されている感じ(中間という意味ではない)で、とても聴いていて心地が良い。特にシングルにもなっていた最後の「旅路」とか、寝る前に半分寝ながら聴くと本当に癒される(語彙力…)。彼の声質がそうさせるのが、どの曲もなんか聴いていて綺麗な映像がイメージできるというかなんというか(語彙力な)。
若いしルックスもモデルさんみたいだし、キャラ的にもかなり魅力満載な人なのでそら人気でるわな~と思う。MVも面白いし。
ということで、特に曲解説するわけでもなく、藤井風が良いっていうそれだけの話でした。
とにかく聴きやすいので、騙されたと思って一度聴いてみていただきたいです。