エド&リーのブログ

未亡人に憧れるゴーストライター。深海魚のような仲間を探しています。結論の出ない話多めです。

本当は離婚したい人たちへ ③とりあえず私がやったことまとめ

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今日(昨日)は夜にお笑いの番組をゆっくり見たかったので朝から真面目に仕事をしていたのだが、途中から眠気に襲われはじめ、その後発達グレーの娘のちょっとしたやらかしで私が怒ってしまい、全てのやる気が失われてしまった。

ライターの仕事は書く気が起きないと本当に書けない。

夫(仮)が夕方子供らを連れて行ったので、私は仕事も投げ出し、お笑い番組を見て、その後のドラマも見て、もう今日は寝ることにした。

寝る準備をしてもういつもの眠剤を飲んでしまったので短くなってしまうかもしれないが、昨日は何だか中途半端に話が終わったので、パソコンの電源を落とす前に少しだけ書いて寝ようと思う。

そして、これも前回書いたとおり、私は友人のすすめでカウンセリングに行って自分や自分の状況を客観的に分析して、見つめ直すことを始めたが、それと同時に次のような行動にも出た。

とりあえず私がやったこと①夫を家から追い出す

前回書いたとおり、今の状況にまで話が進んだきっかけとなったのは、夫(仮)が部屋にお酒を隠し持ち、隠れて飲むということをやめられなかったからだ。

そのことが発覚した時、とりあえず私は「もうとりあえず出てって欲しい。顔も見たくない。子どもに会いたいなら週末だけ帰ってきていいから」と言って、生活費を渡し、夫(仮)を家から追い出した。

夫(仮)も私とはいたくなかったのだろう。すぐに通勤途中にあるマンスリーマンションみたいなところに出て行った。

普段から平日はワンオペに近いものがあったので、子どもたちにもそれほどの影響はなかった。

というか、子どもたちも度重なる衝突をなんとなく見てきていたので、受け入れるしかなかったという方が正しいかもしれない。

とりあえず私がやったこと②依存症専門クリニックを受診させる

何回言っても夫(仮)は依存症専門のクリニックへ行くことを拒んだが、私はしつこく繰り返し夫(仮)に「アル中じゃないと思うなら一度行って白黒つけてきたらいいじゃん」と迫り、夫(仮)を依存症専門クリニックに行かせるところまで追いつめた。

クリニックは好きに選んでいいからということで、夫(仮)はなんとか受け入れ、自分で初診の予約をとった。まぁ本当に渋々だったと思う。

そして彼が最初に受診する時、問診されることはわかっていたので、私は彼だけの意見を話さないように、ドクター宛に「彼はこれまで飲酒によりこんなことをやってきました」みたいなことを書いた一覧と、「私は正直このままだと離婚しようかと思っています」的な手紙を書き、初診に行く夫(仮)に持たせた。

それをドクターに渡すかどうかも疑わしかったので、先にクリニックに電話をし、もし手紙を持ってこなかったら私に連絡をするようにもお願いした。そして、夫(仮)にも、クリニックには先に手紙を書いたと伝えてあると言って、逃げられないようにした。それくらい彼はすでに信用できない人間になっていた。

そして別居中に、夫(仮)は様々な依存症に対応しているクリニックを受診し、カウンセリングを受け、ドクターの診察(問診のみだと思う)を受けた。

結果は「身体的な依存はまだ見られないが、精神的な依存は見られる」的なもので、はっきりと「依存症です」とは言われなかった。このことは、夫(仮)が嘘をついている可能性も考えられるため、後日私が直接ドクターに話を聞きにいったので間違いないと思う。

そして、夫(仮)は「お酒が飲みたくなくなる薬」と「薬を飲んだ後にお酒を飲むと倒れる薬」みたいなのを処方された。が、結局彼は家を出て一人だったので、その間も薬を飲む日もあれば、飲まずに酒を飲んだりしていたようだ(レシートでわかった)。家を出て速攻しっかり酒とつまみを買ってるレシートを見て、本当に「この人は何のために家を追い出されてるのか理解できてるのか?」「意味をわかってて薬を処方してもらってるのか?」と、心底軽蔑したし、もう本当に依存症なんだと思った。

受診直後は「カウンセラーさんと話して自分の思っていることとかを冷静に見つめ直すことができた」的なことを言っていた夫(仮)だったが、結局その後は数回でクリニックには行かなくなった。依存症の人たちがそれぞれについて話し合う互助会みたいなやつも2回ぐらいだけ行って「俺にはちょっと違うと思う」みたいなことを言って行かなくなった。もう本人に何かさせようとしても無理だなと思った。

とりあえず私がやったこと③区役所に相談

夫(仮)のクリニックの受診が決まったと同時に、私は区役所にも相談に行った。区役所の担当者さんは「あまり追い詰めると余計隠すようになるからなるべく知らんぷりして」みたいなアドバイスと、近くでやっている依存症を持つ家族のセミナーの案内をしてくれた。がしかし、緊急事態宣言が出たことで、その勉強会には行けなかった。

とりあえず私がやったこと④依存症家族の勉強会に参加する

そんなこんなしている間にすぐに1ヶ月が経過し、緊急事態宣言が出たことで夫(仮)は在宅勤務となり、家に戻り、仕事をするようになった。

自宅で仕事をしている私からすると、一日中夫(仮)が家にいることも相当なストレスとなった。家庭環境はボロボロなのに、テレビ会議で楽し気に笑ってる声とかが聞こえてくるとまさに「何笑ろてんねん」と内心思っていた。

夫(仮)は依存症のクリニックに行かなくなった一方で、私は依存症のことを勉強するために、同じクリニックが開催している家族のための勉強会に行くようになった。

そこでは、アルコールだけではなく、ギャンブルや薬物依存症の家族の人たちも来ていて、中には大阪から来ている人もいたりで、内容もかなりヘビーだった。

だが、そこでは先生がとてもわかりやすく楽しく(?)授業をしてくれて、有意義な時間が過ごせた。

詳しいことはまた時間ができればアル中カテゴリでも作って書きたいが、その勉強会では、もちろん夫(一応)の心の弱さみたいなものも原因の根底にあるけど、私がこれまでとってきた行動もまた依存症を加速させてしまっていたこともわかった。

そして、彼は診断こそされていないものの、やはり依存症であることを私は確信した。

私も今、時折自分に希死念慮(漠然と死を願う状態)が見られることなどから、心療内科にかかっていて、子どもも療育センターを受診しているのでなんとなくわかるが、わかりやすい判断材料があるわけでもないこういった病気?は、かなり重度までいかないと簡単に診断は出せないんだと思う。

当の本人がクリニックに行っていないというのに、私はなんで緊急事態宣言下なのに雨の降る寒い日も朝から電車に乗って勉強に行っているんだろう…と思うこともあったが、正直「あなたのせいですよ」という当てつけのような気持ちもあった。

そして、「自分は前に進もうとしている」という実感が得られていたので、結果的には良かったと思う。

 

(薬が効いてきてかなり眠くなったので今日はここまでにします…おやすみなさい)