エド&リーのブログ

未亡人に憧れるゴーストライター。深海魚のような仲間を探しています。結論の出ない話多めです。

普段映画をほとんど見ない奴が映画『護られなかった者たちへ』を見た感想(ネタバレなし)

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Kさんへ献上する記事は残り1記事となったが、締め切りを延ばしていただけたので、本当は出掛けている場合ではないのだが、昨日は以前から気になっていた映画『護られなかった者たちへ』(主演:佐藤健)を観に行ってきた。

今日は手短にその感想(ネタばれはないです)を書き留めておこうと思う。

私が映画をほとんど観ない理由

私のまわりには「映画を観るのが好き」という人が結構多いのだが、はっきり言って私は映画はほとんど観ない。特に映画館へは1年に1回行けばいい方だと思う。

最近映画館で観たものとえいば子供の付き添い的な感じで行った「トイ・ストーリー4」(2019年)と「クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ〜拉麺大乱」(2018年)くらいだろうか。

去年なんて1回も観に行ってない。

別に映画が嫌いとかではないし、行ったら行ったで結構楽しいと思うし感動したりもするのだが、なんとなく私が映画館に行く気になれないのは、

  • 1回しか観られないわりに料金高いとか思ってしまう
  • みんなで同じシーンで笑ったりするのがなんか苦手
  • 号泣する可能性があるので人に見られたくない(誰も見てないのに)
  • ずっと座ってないといけないのがちょっと苦痛
  • 音が大きすぎると思う時がある
  • 画面が大きすぎると思う時がある

という理由からだ。

これを昨日映画に行く前にお茶をしていた友人(映画好き)に話したところ、特に最後の2つについては「それがいいのにwww」と笑われてしまった。

そもそも私は時間の使い方下手なので、家でゆっくり映画を観る時間とかもうまく確保できず、どうせ見るならなんか家事しながら観たいとか考えてしまうのである。

でも、なんか世の中って音楽好きよりも「映画好き=かっこいい(わかってる人)」みたいな印象があるので、映画好きな人って堂々と言えて羨ましいなーと思う。

ドラマとかも1回ハマると見るのだが、なんか「その間拘束される感」が多分あんまり好きじゃないんだと思う。

なので、どっちかというと小説を読んで頭の中で自分で世界を想像している方が好きなんだけど(いつでも中断できるし)、それもここのところは忙しくて全然読めてない。

だいたいのあらすじまとめ

movies.shochiku.co.jp

そんな私だが、なんとなくこの映画の予告をテレビで見た時に「面白そうだな」と思った。そもそも私はノンフィクションというか、単純に日本も世界も含めニュースを見るのが好きで、暗い話とかドキュメントを見るのも好きなので、なんかこの予告から漂ってくる暗そうな感じが私の心をひきつけたのかもしれない。

小説もファンタジー的なものより人が死んだりとかなんか暗い奴の方が好きなのだ。

そんなこんなで、CMを見てからというもの、なんとなくずっと気になってしまい、他の用事もあったのでついでに観に行くことにしたのだった。

ということで、あらすじについては↑などを観てもらえればいいと思うが、簡単にまとめると、

  • 東日本大震災直後~しばらくの間の仙台と、10年後の仙台の話を行き来する
  • 被災地の役所の生活保護の担当者が餓死している状態で見つかる事件が起こる
  • 捜査線上に別の罪で服役し、出所してきた利根(佐藤健)が浮上する
  • 自身も東日本大震災で妻を亡くし、息子が行方不明の身である刑事の笘篠(阿部寛)は利根を疑うものの、事件の背景には何か問題があるのではないかと疑い、生活保護関係の闇的なものを探り、事件を紐解いていく…

といった感じの話だ。

感想:佐藤健の表情(目つき)が非常に良い

で、早速感想をまとめてみる。

  • キャストはもったいないくらい豪華
  • 話のテンポは良いが、中山七里さんの原作があるとのことで、読んでないけど、本当はもっと深みのある話なのではないかと思った
  • 阿部寛はいつもの阿部寛だけど阿部寛が好きなのでいつもの阿部寛で問題なし
  • ちょっと「あのシーンてなんか意味あったん?」的なわかりにくい部分がある
  • 時間の往来が多く、私のような馬鹿には混乱が生じてしまう懸念あり
  • 佐藤健の表情(目つき)が非常に良い
  • 佐藤健の短髪ヒゲ姿がすごく良い(個人的にはもう一生短髪でいてほしい)
  • あの役に清原果耶ちゃんを使うのちょっともったいないかも
  • 最後は胸糞悪い感じでは終わらないけどやや物足りなさはあるかも
  • 130分やそこらではもったいないし、生活保護の実態的なことを伝えるためにも、ドラマにした方が面白いと思う
  • とにかく佐藤健がかっこいい

といった感じだろうか。

悲しかったり切なくなる場面も多く、私は数分遅れて着いたくせに、結構前半からほとんど泣いていたほど感情に来るものもあったし(年齢のせいで涙もろくなってるだけ説もあり)、最後はちょっと意外な展開もあったりして、よかったと思う。

ただ、もっと深堀りしてほしいな~という物足りなさは否めなかった。

でも、佐藤健のかっこよさと暗い演技がそれらを上回ってくれるくらい良かった。

もう何が言いたいかって、佐藤健っていい男になったなっていうそれだけ!(笑)

佐藤健って前からいるし、これまで特に興味なかったけど、なんか最近どんどん魅力が増している気がする。なんだろな~男らしい感じなのかな?なんかわからんけど。

 

ということで、観て損はない映画だと個人的には思いました!

以上、普段映画をほとんど観ない奴の感想でした!

 

(ほんと適当ですみません。だって映画観ないから…)