エド&リーのブログ

未亡人に憧れるゴーストライター。深海魚のような仲間を探しています。結論の出ない話多めです。

本当は離婚したい人たちへ ⑨家を買った話と家を売った話

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リノベーション前の自宅

そろそろ別居の経緯についての話をダラダラ書き綴るのにも飽きてきたので、少し駆け足で今日は引越しくらいまで行っちゃえればいいなと思う。

家を売りに出す、そして家を買う

その後、親切な不動産屋さん(Kさん)からいただいたアドバイスをもとに、すぐに家を売ることにしたのだが、不動産屋さんにも色々得手不得手があるらしく、Kさんが自ら「僕が自分の家を売るなら自分の会社には頼まないで◯◯さんにお願いする」と言っていたので、Kさんの言葉を信じて某大手不動産屋さんにお願いをした。家の売買についてはまたいつか別記事でもっと詳しく書けたらと思う。

ちなみに、某大手不動産屋さんはうちを見に来てすぐに「絶対売れる」と言って、かなり強気の金額で査定額を出してきた。最終的には少し値下げすることになるわけだが、諸々を差し引いてもマイナスにはならなった。それを考えてもやっぱりKさんはすごいと思った。

で、今住んでいる場所からそれほど遠くなく、そこそこ栄えていて、手頃なローンで住める物件を探していた私だったが、気に入った物件は意外とすぐに見つかった。

しかし、その物件はKさんのところでは扱っておらず、某大手不動産屋さんでは扱っているとのことだったので、売ることと買うことを同時にお願いをした。

夫(仮)の勤務先の会社が、勢いはないもののそこそこ名の知れている会社ということなどもあり、家を買うことはわりとトントン拍子で進んだ。しかし、最後の最後で担当者がミスったというか、対応の遅さにより「ダブルローン組めないかも」みたいな感じになって(結果的には組めたんだけど)、その対応のダメっぷりに不信感を抱いた私と夫(仮)は一旦その物件を買うことをやめた。

で、「ちょっともうあの物件は一旦いいわ~」と言っている私たちに対し、某大手不動産屋さんが「いやいや不手際すみませんでした。買ってくださいよ…」的なやりとりをしていた最中にKさんから、「エドさんが買おうとしてたマンションの別の棟で空きが出ました!」と電話がかってきたので、私たちはその日のうちに物件を見に行った。

その部屋(今の自宅)はリノベーション前で、壁に穴は空いてるしカビも生えてるしボロボロだったが、部屋の位置も良く、安くで買ってガッツリとリノベーションしても最初買おうとしていた部屋より安く買えるので、「だったら自分好みにリノベーションした家の方がいいじゃん」ということで、その日のうちにその物件を買うことに決め、Kさんに紹介された工務店でリノベーションの話も進んでいった。

まさかあのタイミングでKさんから電話がかかってくるとは…という感じで本当に縁てあるんだなと感じた。まぁKさんも不動産屋さんなんで口はうまいのだが、「(某大手不動産屋さんと)なんかあったらいつでも連絡ください。私の携帯は24時間やってます」とか言っちゃうような、頼れる漢だった。

なお、Kさんはその親切さとは裏腹に寺島進を大きくした感じのいかにも不動産屋さんて感じのオラつき感のある風貌の漢だ。それで夫(仮)と同い年というのだから驚きである。

そして今の部屋(リノベーションのこと)についても、実は前の家(売りに出した家)でも一度大掛かりなのをやっているので、どんな感じなのかまた別記事で書ければいいと思う。

奇跡的な展開で家が売れる

新居のリノベーションは管理組合のなんたらかんたらやらで結果的に当初の予定よりかなり遅れて完工するに至った。

で、売りに出した家は、売りに出して暫くしてから少し値下げをしたものの、売りに出してから売れないまま3ヶ月が経過しようとしていた。

うちはその某大手不動産屋さんと「専任媒介契約」というのを結んでおり、3ヶ月間で売れなかったら別の不動産屋さんに依頼することができるので、「もう無理なんじゃない?3ヶ月経っちゃいそうだし、次は別のところに頼もうか」なんて話を夫(仮)としていた。なお、ヘマをした担当者は途中で代えてもらい、最初の人よりちょっと偉い感じの人が担当になっていた。

それまでにも内見に来る人は何組かいて、買いそうな雰囲気を醸し出していた人もいれば、最初から買う気ないだろ、みたいな人もいた。で、そんな日々を過ごしていた時、なんと同じ棟の上階に住んでいる老夫婦の娘さん家族が内見にやってきたのである。

娘さんは老夫婦と同居していたので、子どもの歳も近いこともあり私もたまに立ち話をする関係だったのだが、単身赴任をしていた旦那さんが戻ってくることになり、近所で家を探すことになり、偶然同じ某大手不動産屋さんに相談して、うちを見つけたというのだ。つまり、自分の親と同じ棟に自分たち家族も住むって感じの状態なわけだ。

正直めっちゃ知ってる人なので家を見られるのは恥ずかしかったし、引っ越す理由とかも曖昧にしか言えなかったから申し訳なかったが、その娘さんが家をとても気に入ってくれて、契約期間が切れるギリギリのところでついに家が売れたのだ。

本当にこれも絶妙なタイミングで、その娘さんの旦那さんが戻って来なかったら売れなかったわけだし、その時は「風が吹~いている~(いきものがかかり)」状態だった。

少しサービスで値引きもしてあげたが、それでも家の売り買いにかかるお金もろもろ考えてもマイナスにならなかったのだから、やはりKさんはすごいと思った(某大手不動産屋さんもすごいけど)。

ここでもやっぱり縁てあるんだなと思った。

夫(仮)の家も決まる

年内で買い手が見つかり、そして夫(仮)も私の新居から自転車どころか歩いてすぐに来れるところにワンルームマンションを借りた。

そっちのことについては私は完全にノータッチだが、まぁそこも駅から近いし、子どもらも自分たちの足で行こうと思えば行けるので良かったんじゃないかと思う(もう少し子供たちが大きくなったらもう少し遠くに引っ越して欲しいのが本音だけど…)。

そして、夫(仮)は自分の一人暮らしの準備を着々と済ませ、夫の物以外の引越し準備は全て私一人で年末年始をかけてすすめていった。

LDKから2LDKへの引越しで、㎡数でいうと20㎡くらい狭くなるので、そりゃあもう片付けは大変だった。大きなものはメルカリやヤフオクで売りまくり、使わないものは捨てまくった。全てを、たった一人で。なので、片付けながら床で寝てしまうなんて日も多々あった。体力的にはめちゃくちゃしんどい時期だった。

そして、本当は年明けの3学期が始まるタイミングで新居に引っ越したかったのだが、コロナもありリノベーションに時間がかかってしまい、結局工事が完了する1月末まで、息子は学校のある平日だけ夫(仮)の家から現在の小学校に通い、私と娘は引越しの片付けをしながら元の家で引越しまでの時間を過ごした。

 

(なんだかよくわからない話になってしまったかもしれません…。全体の流れの話についてはもうすぐ終わると思います。読んでくださっている方ありがとうございます)