前回書いた以下の記事↓のとおり、私は普段映画はほとんど見ないのだが、この「劇場版きのう何食べた?」についてはドラマを見ており、DVDはもう数えきれないほど何回も繰り返し見ているほど好きなドラマである。どうでもいいけどデスクトップの待ち受けもシロさんとケンジがこっち向いているやつにしている。
ということで、今日は映画化が決定したと知った時からずっと楽しみにしていた「劇場版きのう何食べた?」を見に行ってきたのでその感想を書こうと思う。
ちなみにやや余談ではあるが、今日はこの映画を見に行く前に結構ムカつく出来事があり、若干情緒不安定になっていたようで、映画を見たあとなんかすごい疲れた。本来は癒される映画なのに悔しい…。
そんなこんなで、作品とは関係ないのだが、疲れたのでテンション低めであっさりと書き留めておこうと思う。
ていうか、そもそもドラマ見てなかった人はこの映画見ないよね?
と、思うのだが、どうだろうか?まぁ漫画読んでる人はドラマも見てるだろうし、いきなりこれだけ見る人っているの?という疑問がある。
だってもう最初からシロさんとケンジの関係わかってる前提で映画始まってるんだもん。でも、一応ひょっとしたら映画から気になってドラマに遡る人もいるかもしれないので、公式サイトと紹介映像は貼っときますね。
はい、とにかくですね、この物語は西島秀俊さん演じる弁護士のシロさんと内野聖陽さん演じる美容師のケンジっていう素敵なゲイカップルの楽しい日常が描かれているんですね。
で、シロさんは倹約家で、身近な素材で美味しい料理を作るんです。で、ケンジはシロさんのことがめっちゃ好き(完全に乙女)で、シロさんの作る料理をいつも美味しい美味しいって言って食べるみたいな、感動することはあっても嫌な気持ちには一切ならないお話なんですね(超適当な説明)。
で、今日見てきた映画は、そのドラマの劇場版です。
感想1:ストーリーは正月スペシャル2020の続きって感じ
ストーリーは本当にいつもと同じで、ドラマが終わって、正月スペシャル2020があって、その続きって感じです。
私は漫画の方はチラッとしか読んだことがないので、その辺の繋がりはわかりませんが(ほんと適当でごめんなさい)、流れとしては正月スペシャル2020からの流れです。
で、映画が始まってすぐに思ったのは「なんか画面が暗い…」ということでした。スクリーンで見るからこんなもんなんだろうけど、ドラマで見るよりなんか全体的な画面のトーンが暗く感じて、ちょっと見にくい気がしました。
で、特に映画用に作った話って感じの壮大な話でもなく、まぁちょこちょこ色々な話は絡み合ってるんだけど、最終的には確実にシロさんとケンジの関係は以前よりも深まっていて、特にシロさんの心がかなりほぐれているというか、自分がゲイであることを前よりももっとオープンに受け入れてる感じになってると思いました。
で、シロさんのお父さんはわかんないけど、お母さんもかなり前より理解してくれるようになって、シロさんとケンジが本当に家族(夫婦?)として絆を深めあった…って感じでしたね。
まぁケンジ…というか内野さんは本当にお芝居が上手い。めちゃくちゃケンジの役が上手いし、ケンジのキャラがすごくいい。シロさんは安定のシロさんですね。でもなんだかんだいいつつこのストーリーって意外といつもおちゃらけてるケンジの方が大事なことをバシッと言うイメージがある。ギャップのせいなのかな?
感想2:ぶっちゃけ映画じゃなくてテレビでゆっくり何回も見たい
はい、なんかもう今回この映画に関しては、ストーリーは完全にいつもの感じで面白かったし、感動もしたんだけど、別に映画用に特別どうのこうのって話でもないし、内容的には映画にするなら正月スペシャル2020の方が映画に向いてない?と思ったほどだ。
なんか「何食べ」ってストーリー自体もほのぼのしてるし、迫力とか求めてないし、料理のシーンも大画面で見る必要がないというか…。料理番組を見る感じで家でのんびり見る方が合ってるのではないかと思いました。
家の方がのんびりダラダラしながら見られるし(そもそもそういう雰囲気のドラマだよね)、笑っちゃうシーンとかちょっと感動するシーンとかも、なんか映画じゃなくて家の誰もいない部屋で一人で見てクスクス笑ったり密かに号泣したりする方が合ってるんじゃないかと…。
なので、「もう一回映画館で見たい!」というよりも「早くDVD出してくれないかな~何回も見たいな~」って感じました。
感想3:その他に気になった点について
で、最後に気になった点などを箇条書きにしておきます。
- SixTONESの松村くんを目当てに見に行こうと思っている人は出番が少なくてガッカリするかも
- スピッツ好きだから主題歌になって嬉しかったけど最後に流れただけ(まぁ映画だからそんなもんなのか)
- やっぱり小日向さん(山本耕史)とわたる君(磯村勇斗)のクセが強くていい
- 佳代子さん(田中美佐子さん)もっと出してほしかった
- スーパーの場面(店員さん含め)もっと入れて欲しかった
- ケンジの実家がもっと見たかった
- パンフレット買って良かった
こんな感じでしょうか…。
ということで、DVDの発売が待ち遠しいですね!
以上、(何食べは好きだけど)普段映画をほとんど観ない奴の感想でした!
(超適当な感想ですみません…)