以前からこのブログを読んでくださっている方ならご存知の方もいらっしゃるかと思うが、私は現在キセルガイとというカタツムリの仲間を飼育している(他にカブトムシの幼虫とヒメカツオブシムシという害虫も飼育している)。
キセルガイを飼育する経緯は↑のとおりだが、簡単に説明すると、去年の初夏のある日、1匹のキセルガイが家のベランダに迷い込んだことをきっかけに飼育することになり、キセルガイだけど「カタツムリくん」と名付けられた1匹が卵を産み(雌雄同体なので1匹で産める)、その子どもたちが成長し、さらには別の場所でもキセルガイを発見し、その仲間たちも一緒に飼育しているというわけである。
卵が小さい
で、今回ご紹介するのは多分カタツムリくんやカタツムリくんの子供たちが産んだ卵ではなく、卵の大きさから別で連れてきた仲間たちが産んだ卵と推測している。というのも、今回産みつけられていた卵はカタツムリくんが昨年産んだ時の卵の半分くらいのサイズだったからだ。仲間たちは成育環境の問題なのか、もっと細かい種類の違いの問題なのかはわからないが、カタツムリくんが産んで私が育てた子どもたちよりも体が小さいため、産む卵も小さいようだ。数週間前に身体の中に卵のようなものを持っているのが見えたので間違いないと思う(熱く語っているが誰得なんだこの説明)。
で、その後、卵は主にケースの中に敷いているキッチンペーパーや石、柔らかい木の皮の上に産みつけられていた。で、いつの間にか孵化していた。画像の真ん中にいるやつは殻が結構しっかりしてきているのでおそらく私が知らない間に孵化して人知れず成長したのだろう。ここに映っている以外にもあと2~3匹はいると思う。まだ孵化していない卵もあるので今回だけで10匹は増えそう…どんどん増殖している…どうしよう…。
私しか見ていない「キセルガイちゃんねる」にも動画をアップしておいた。マジで私しか見てないと思う。プライベートチャンネル…。
そして…実は産卵は今回が1年ぶりというわけではなく、実は冬の間も1回~2回くらい、ほんの少しだけだが産んでいたと思う。というのも冬場は結構飼育ケースを放置していることがあったのだが、なんだか冬の間に小さいキセルガイが増えている気がしているからだ。キセルガイはカブトムシと比べると実に飼育が楽である。
保育器
ちなみにこのケースは100均で飼った調味料入れの瓶で、通称「保育器」である。キセルガイの赤ちゃんは1ミリにも満たない小ささで、大人たちと一緒に飼育していると見失う可能性がある。可能な限り卵の段階からここに隔離し、ある程度大きくなって肉眼ですぐに確認できるまではここで飼育を続ける。入れているものは、湿らせたキッチンペーパーと小さなコンクリ片(?)と、柔らかい木の皮と、多分食べないけどキャベツの葉っぱである。
あまり大きな声では言えないが、キセルガイの赤ちゃんは本当に小さいので、私は1~2週間に1度の飼育ケースの掃除の際に、赤ちゃんを見つけられずに捨ててしまっていることがあるのではないかと思っている。そういった事故を防ぐためにも卵を見つけたらなるべく早くこの保育器に移すようにしている。
ではまた後日…
ということで、なんのこっちゃない、キセルガイの子どもが生まれたよって話でした。なお、画像はないが、カタツムリくんや子どもたち、仲間たちも冬を無事越して元気にしている。前回画像をアップした時よりも殻にツヤがなくなって見た目が変化してきているように思う(もはやカタツムリくんとの判別がつきにくい状態)。
誰も興味ないと思うが、また大人たちの様子も含め後日レポしたいと思う。