エド&リーのブログ

未亡人に憧れるゴーストライター。深海魚のような仲間を探しています。結論の出ない話多めです。

探しものは何ですか

ここ1年以上、夜中に目が覚める早期覚醒というやつが続いている。2時とか3時とか、で、また5時に目が覚めるとか。

心療内科の先生と相談しながら、あーでもないこーでもないと薬を変えて試してみるものの、合うのもあれば合わないのもあり、ぴったり合うものがないのでここ最近も試しているのだが、合わない。今回も、昨日から新しい薬に変えたのだが、合わない。

私にとって合わないというのは、日中眠くなること。

ライターの仕事は頭をめちゃくちゃ使う(と自分では思っている)ので、日中眠くなると仕事にならないのだ。もちろん家事もできない。今朝なんて何回頭をぶつけながら子供たちの朝の支度をしたことか…。

まぁそんな状態なのだが、娘の習い事まで時間があるのでこれを書いている。眠いけど、多分今寝たらしばらく起きられなくなりそうなので寝ない。

こころの銃刀法違反

で、今日はいつものごとく心理士さんのところに精神分析心理療法を受けに行ってきた。これについては以前のブログにも少し書いてあるのでもし興味がある方はこちらもご覧いただければと思う。

で、精神分析心理療法では、その時思ったことをただ次々と話してい行く感じなのだが、先週に続き、今日も心理士さんから、「あなたは男性を殺そうとするナイフを心に隠し持っている」といったことを言われた。

抽象的すぎると思うが、要は、男性と親しくなるのだけれども、ある時その人を傷つけてしまう、遠ざけてしまう、存在を否定してしまう、といった意味である。

そんなことを言われて、「そんなことないですよ~」とは全く思わなかった。自覚があるからだ。もちろん殺すまでのことはしていないが、たしかに過去に男性に対して刺すようなことはしてきたかもなという自覚はあったからだ。

なぜ私がそのようなことをしてしまうのか、それは多分心の奥深くに男性に対する憎しみ、というか、父に対する憎しみがあるからだと考えている。半分自分の中に血が流れている人に、生育過程において傷つけられた憎しみが、同じ男性だからという理由で伝播しているのではないかと思うのだ。

また、過去の彼氏の宗教問題や結婚式当日に夫にお酒のことで裏切られたことなども関係しているとも考えられる。

このナイフを捨てるにはどうしたら良いのだろうか、じゃないと、私は一生近づいてくる男性を刺さないといけなくなってしまう。この問題はおそらく今後の課題となるだろう。

スープの仕上げ

また、私は以前ここにも書いたかもしれないが、孤独であり、誰かを探している。

ただ、それは異性としての「誰か」ではない。人肌が恋しいという意味での孤独であれば、マッチングアプリなり、Twitterやインスタから連絡してくる男性と会ったりしているだろう。

私が求めている「誰か」とはそうではない。別に性的関係を求めているのではないのだ。むしろ性的関係が必要かどうかもわからないし、性的関係を持つことによってそっちに感情がシフトしてしまって心の繋がりが薄れてしまうのではないかとすら考えている。

そのことを心理士さんに話したら、「でもあなたはそれを異性に求めているように思いますが、どうしてですか?」と聞かれた。

私は、なんとなく咄嗟に「スープの仕上げのようなものなのだと思います」と答えた。

スープの仕上げとは、よくレストランとかで出てくるスープに垂らしてある生クリームのようなもののイメージである。

心理士さんはそれを聞いて少し驚いたような様子ではあったが、なるほどと理解していたようだ。なぜなら、私のスープにあたる部分は、すでに友達や自分自身の考え方などである程度の出来に達しつつあるからだ。

でも、私にとってそれが同性であることは、ちょっと締まりがないというか、何か物足りないのだと思う。でもその仕上げとなる異性をナイフで刺してしまうかもしれないという厄介さがある。

めちゃくちゃ抽象的なのだが、私と心理士さんはこういった話を毎週しているのである。イメージについて私が語る部分については、非常に具体的でイマジネーションが豊からしい(それは良いのか悪いのか…)。

繰り返し繰り返しこのようなことを行うことで、自分の心の奥底にあるものが見えてくる気がするし、普段の生活でも、すごく自分の心のことを見つめる癖がついてきている気がする。

今日も結局何がいいたいかわかわなくなってしまったが、私はそんなことを日々自問自答しながら生きている。先日のような特異で面白い出来事↓は、半年に1回くらいしかいないかもしれない。

edoandlee.hatenablog.com

私は一体何を探しているのだろうか。やっぱり深海魚なのかな。

最後に、今さら感満載なのだが、井上陽水の「夢の中へ」の歌詞を引用というか転載させてもらう。とても良い詩である。

探しものは何ですか?
見つけにくいものですか?
カバンの中も つくえの中も
探したけれど見つからないのに

まだまだ探す気ですか?
それより僕と踊りませんか?
夢の中へ 夢の中へ
行ってみたいと思いませんか?

休む事も許されず
笑う事は止められて
はいつくばって はいつくばって
いったい何を探しているのか

探すのをやめた時
見つかる事もよくある話で
踊りましょう 夢の中へ
行ってみたいと思いませんか?

探しものは何ですか?
まだまだ探す気ですか?
夢の中へ 夢の中へ
行ってみたいと思いませんか?

 

「夢の中へ」作詞・作曲・歌:井上陽水

はいつくばって私はいったい何を探しているのだろう。

もしかしたら、探すのをやめたら見つかったりするのかもしれない。

何より、夢の中へ行ってみたい。